9月7日 瞑想日記 『道徳の完成形は解脱』
- sajipura
- 9月8日
- 読了時間: 2分


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協会の記事ではありません。
サークル仲間の所感です。
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9月7日 瞑想日記 『道徳の完成形は解脱』
仏教で道徳を守ることはイロハのイです。仏道の一番目は、テーラワーダでも大乗でも、いつも sîlaシーラ(持戒=道徳をもつこと)です。
その道徳は解脱を視野に入れて説かれてあります。仏教者の入門の五つの戒(五つの道徳項目)をもし「私は守れています」という人がいたら、その人は嘘つきか、解脱した阿羅漢かのどちらかでしょう。
俗世間で生きる私たちにとって、戒を守ることは容易いことではありません。しかし、それでいいのです。常に道徳項目は見えるところにおいて、努力する他道はありません。
結果、私たちは楽になります。
その楽とは…、
殺さない → 殺せない
嘘をつかない → 嘘をつけない
欲張らない → 欲張れない
怒らない → 怒れない
我を張らない → 我を張れない
迷わない → 迷えない
悩まない → 悩めない
執着しない → 執着できない
生きていたい → 生きることに執着できない
※みなさんは、どれくらい自分のこころ、想念が右に移行しましたか、チェックしてください。
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◎スマナサーラ長老の言葉 【怒らないのは大変だけど、怒れないのは楽】
道徳は解脱をゴールにして語られているものです・・・

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