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こころの感染を防ぐブッダの戒め
危難のなかで真理に目覚め、慈しみのこころで手をつなごう

アルボムッレ・スマナサーラ 日本テーラワーダ仏教協会 貫首

人間は、「われこそ偉い」という気持ちで毎日生きています。しかし、今回の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によって、それは誤りであると自然界から厳しく突きつけられました。仏教徒として私たちがまず自覚すべきなのは、人間は自然の流れに従って、一日一日をやっと生きている存在に過ぎない、ということです。「人間こそ地球の主人」という傲慢な態度は捨てるべきなのです。・・・・・

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