top of page

6月26日 冥想日記『ストレス完治への道』スマナサーラ長老の施本を読んで



++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


協会の記事ではありません。 吉水 秀樹 安養寺住職 のfbより紹介です。


+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

6月26日 冥想日記『ストレス完治への道』スマナサーラ長老の施本を読んで

 ストレスは、仏教用語で言うと三毒煩悩(貪瞋痴)のことです。これは少し観察したらわかると思います。ストレスのあるところには、「欲」「怒り」「無智」があることは間違いありません。欲や怒りのエネルギーで行動すると必ずストレスが起こります。  解決法は、「感情の分別・感情の入れ替え」をして「不貪・不瞋・不痴」のエネルギーで行動することです。

 先ず、原因や因果関係を見ること。例えば、遊びでやっているFacebookでもストレスを感じることがあります。先日も苦労して日記を書いてアップロードしたら、即座に思わぬ面白くない反応が返ってきました。 「何でなん?」… みなさんも心当たりあると思いますが、Facebookで不機嫌になるほどバカバカしいことはありません。要するに小さな怒りが生じたのです。

 相手を非難攻撃する前に、私はその場で不愉快な感情…何が起きたのかを観察してみました。私には「期待」があったことが直ぐにわかりました。「認めて欲しい・よいことをしている・好ましい反応があるだろう…」という前提、キメツケです。「あっ 期待してたんだ」と。まず、怒りそのものの原因は自分にあることを見ることが大切です。期待がなければ、落胆することも怒りもないはずです。

 後は「不貪」。期待しないで、ただ自分で楽しんで人の役に立てばなおよしと、純粋な気持ちに帰るだけです。いったん現れた不愉快な感情は多少続きますがすぐに消えます。

 という訳で、この施本の要点をまとめると ★ストレスとは貪瞋痴の三毒煩悩である。 ★まず、欲や怒りの煩悩に気づくこと。 ★ストレスの解決法は、気づく・感情の分類・因果法則を見る・感情の入れ替え。 ★生きて活動する動機を、「貪瞋痴」から「不貪不瞋不痴」へと、こころを成長させる

⋄⋄⋄⋄⋄⋄⋄⋄⋄⋄⋄⋄⋄⋄⋄⋄⋄⋄⋄⋄⋄⋄⋄⋄⋄⋄⋄⋄⋄⋄⋄ お釈迦さまが説法してもそれを批判する人がいたことが経典に書かれてあります。私たちの意見が批判されることは当たり前のことです。見解を持ったらお終い!

“natthi loke  anindito.”  ない  世に 非難されない人

『この世に非難されずいた人は存在しない』 法句経227

閲覧数:42回
bottom of page