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協会の記事ではありません。
サークル仲間の所感です。
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9月2日 瞑想日記 『供養について』
私は葬儀の中陰初七日の法要の後に、「供養」についてお話しすることにしています。私も檀家さんも、意味のない読経や儀式で自分を誤魔化したりせず、喪に服すことの本来の意味を理解してもらうために。
《 どうしたら故人を供養できるのでしょうか? 》
と真正面から問いかけて法話をします。
★【供養】とは正しくは、「追善供養」善行為をしてその功徳を廻向するという意味。
★【功徳廻向】とは、自分の善行為の功徳を故人に手向けるという意味。
★【徳】とは、自分のこころにある優しさなど善のエネルギー
★【喜び】上記の三つを理解して、他の生命に優しく接すると「喜び」が生まれる。
このようなキイワードを説明し、49日からはじめて、
① 生きとし生けるものを害し殺さない
② 与えられていないものを盗らない
③ 嘘偽りから離れる。嘘をつかない。
という、基本の道徳を守る意味を伝えて、他の生命、他の人々に優しく、誠意を尽くすことを説きます。その結果で得られた「徳」のエネルギーを故人に手向ける(廻向する)ことが、仏教の供養であると説きます。(この中に慈悲喜捨の精神が含まれています。)
また本来、供養はお坊さんを呼んで読経して、仏壇やお墓でするものでなく、現実世界での暮らしで、他の生命に対して善行為をして、「喜び」が生まれた次の瞬間。
「この功徳を亡き母に廻向します。」
とその場で念じて、現実世界の生活の場を仏道修行の場とすることを説明します。
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