3月9日 冥想日記  『仏道を歩んでいてよかったと、心の底から思える瞬間』





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協会の記事ではありません。 吉水 秀樹 安養寺住職 のfbより紹介です。

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3月9日 冥想日記  『仏道を歩んでいてよかったと、心の底から思える瞬間』  昨日の出来事でした。私の寺の前の道路は、旧奈良街道といって、実は千年以上の歴史のある街道です。道幅は狭く車の離合が困難な個所があります。その為に地元の人は前方をよく見て進入しますが、ときどき知らない人が強引な運転をしてトラブルになることがあります。  私はそのとき前方を確認して車を進めたのですが、あとから知らないドライバーが前から入って来ました。ドライバーは気づいて左に止まったのですが、どう見ても離合は無理でした。そのまま、5秒ほど様子を見てましたが、その運転手は動く気配もありませんでした。  私は仕方ないので、彼より3倍ほどの距離をバックして何とか離合できました。すれ違いざま、相手は私を無視して挨拶もありません。彼がバックしたら5mほどで済んだのに…  彼の去って行く姿を見ながら、私は納得がいかず不愉快でした。その瞬間に「何かおかしい!」と気づきました。芥子粒ほどの不快感ですが、どこか間違っています。  次の瞬間に、お釈迦さまの 『私には如何なる見解もありません。』 『「彼は私を害した」という思いを持つ者には、ついに心が静まることがない。』という偈を思い出しました。  私は確かに、【私は正しい・彼は間違っている】という、強い見解を持っていました。見解を持つと因果法則で必ず苦しみが現れます。次の瞬間に見解は落ちました。おそらく、20秒以内の出来事です。私のこころに喜びがありました。生きていてよかった! 仏道を歩んでいる私は幸せ者だ! と実感した、明るい祝福のある朝でした。


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