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11月6日 瞑想日記 『仏道』 ――65歳で私が理解したこと――

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協会の記事ではありません。

 サークル仲間の所感です。  

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11月6日 瞑想日記 『仏道』 ――65歳で私が理解したこと――

 先日の父の三回忌でお話したことを整理しました。

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 【夢や希望】

 夢や希望を持つこと、自分や人や組織社会に何かを期待することは、幸福ではなく苦しみの始まりです。

 【こころと体】

 65歳になり、体は笑うほど衰え壊れつつあります。これは真理です。こころと身体では、主導権があるのは常にこころです。しかし、こころの言いなりになってはいけません。私のこころは我儘です。この世にオアシスはありません。

 【欲望と幸福】

 幸福を求めることが不幸せ、探し求めていた幸福とは『少欲知足』のことだとしみじみ理解できます。

 【自由】

 自由とは怪しい言葉です。自由とは何も望まないこと。こころの静寂のこと。今日死ねること。

 【平等と業】

 人生は思い通りになりませんが、どの人の人生もやった通りの結果があらわれています。こころの世界はまったく平等であり、自業自得です。このように見えないのは、外側を見ているからです。

 【人生】

 人生は空しく、生きることには苦しみがともないます。人生の完成形はありません。人も人生も不完全で、生は苦しみで終わります。Dukkhaがこの世のカラクリです。dukkhaを理解することで、明るく生きて、明るく死ねます。苦は聖なる真理です。

 

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