1月7日 冥想日記 カメムシ




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協会の記事ではありません。 吉水 秀樹 安養寺住職 のfbより紹介です。

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1月7日 冥想日記 カメムシ  去年の暮れ掃除をしていると廊下にカメムシがいました。嫌な臭いを発するのでクサ虫と呼ばれて人間に嫌われている虫です。とって外に放り出そうかと思ったのですが、私がいじらない限り、臭いを出す害はありません。それでそのまま放っておくことにしました。毎日何度も通る通路なので、以来毎日何度も顔を合わせます。もう10日は過ぎていますが、1mmも動いた気配はありません。そこで冬眠することにしたのでしょう。この頃は、そこを通る度に、まだに居るだろうか? どうしているだろう? と、彼の姿を見たらホッとするようになりました。  最初は「私の嫌いな生命」でしたが、今では「私の親しい生命」に変わりました。10日も動かずにじっとしているで、色界禅定はとうに超えた、私以上の禅定の達人かも知れません…笑 樹液を吸ってこの世で暮らしているらしいですが、私にはそれほどの害虫でもなく、仙人のような虫です。彼が不殺生戒を守っている仏教者の家に来たことは彼にとっては幸運だったかも知れません。彼がここで生きていることと、お釈迦さまの存在が関係あると思うと、私も幸せな気分になり随喜できます。  スマナサーラ長老は一日一話12/12に、『アリ一匹にも、「どうかお元気で」という気持ちになれば、人はすぐに幸せになれます』と説かれています。私もようやくその心境には辿りつけたかと思います。  お釈迦さまは、自分を慈しむなら、他のすべての生命を慈しみなさい。無条件、無制限ですべての生命への慈しみを育てなさい。それがあらゆる問題の解決になりますと説かれました。それは間違いのない真実です。 ※彼の学名は「クサギカメムシ」です。右手を伸ばして体を支えているのがわかります。

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