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協会の記事ではありません。
サークル仲間の所感です。
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1月16日 瞑想日記 【「ある」から生まれる錯覚 】
川や滝を見て、人は「川がある・滝がある」と平気で言います。その川や滝は、水が流れ続け、激しく落ち続け、変化しています。しかし、川に近づいて水をすくい取っても川はありません。川にも滝にも実体はなく、水が動き運動している様に人は勝手に命名します。
実体がない、無我という事実は何処を見ても確認できます。それなのに、人はそのあるがままを見ようとせず、変化しない言葉を命名して固定、常住化、同一視します。
問題は、「ある」とすることです。そうして、「私」や「あなた」「日本」「民族」「敵国」…、あらゆるものを「ある」として、問題をつくります。
一番原点になる問題は、「私がある」という錯覚でしょうか。
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