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協会の記事ではありません。
サークル仲間の所感です。
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Ajahn-karuniko長老に、木岡さんが亡くなる前に「ナモタッサ」と「生きとし生けるものが幸せでありますように!」と二度唱えられたとお伝えしたところ、即座に「サドゥ、サドゥ、サドゥ」と言われておりました。廻向法要の流れがまだ続いているような感じがしました。
長老が言われるには、イギリスの学校には宗教学の科目があって、様々な宗教を理解することに努めているらしい。イギリスは多民族社会で他の宗教を理解することは必須であるということらしい。長老のお寺にも近隣の学校からの見学があるという。民族、宗教を理解して社会の分断を避けていくという、政策的な見地によるものであろうが日本とはずいぶん違うスタンスを感じる。他を理解することが差別的なことの解消につながるということはあるのであろう。長老が僧院長であった時に、当時のメイ首相から感謝状をいただいたそうである。説法会や瞑想会の参加者はかなりおられるようだが、仏教の実践と捉える人は少なく、やはりマインドフルネスの実践による現実的な効果を求める人が大半であるようだ。三帰依、五戒まで入っていく人は、100人中5人くらいという。ストレス社会で苦しんでいる人がいかに多いか、学校や病院でマインドフルネスを取り入れているところも多いらしい。バッキンガムでも実践しているという。長老は1978年からアチャンチャー長老から指導を受けてから、数年間瞑想実践を続けられてかなり手ごたえを感じ、僧侶になる決意をされ他の3人の方と比丘になられたそうであるが、他の方は続かなかったらしい。ぶしつけに、長老が継続できた理由をお聞きしたが、苦しみからの解脱にはこの道によるしかないと思ったからだったということであった。戒、定、慧のこの道しかないと。
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