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> 変貌するブッダガヤへの道――ブッダの聖地2562(その3) 2019.02.13
社長ブログ(ほぼ毎週金曜日更新)
変貌するブッダガヤへの道――ブッダの聖地2562(その3)
『サピエンス全史』とブッダガヤの変貌
4年ぶりにブッダガヤに来た。 前に来たときと様がわりしたのは、 セキュリティの厳重さだ。
ハラリは著書『サピエンス全史』の中で、 20世紀は戦争の時代と言われるが、 実際、戦争・テロリズムで亡くなった人の数は、 その前の世紀よりも少なくなっていると言った。
また、いまベストセラーの ハンス・ロスリングの『FACTFULNESS』でも、 10万人あたりの戦死者数は、 1942年には201人だったのが、 2016年には1人になった、というデータが示されている。
この本の中で彼は、 「交通事故の死亡者数、5日連続ゼロ」というニュースは流れないが、 たとえば、「交通事故で家族5人全員死亡」というニュースは流れると言う。 つまり人は、ネガティブなニュースに飛びつくのだ。
まさにブッダガヤに入るまでの行程は そのことをつくづく思いしらされる。 バスは途中までしか行けなくなってしまったし、 そのあとは、たぶん3回はセキュリティチェックをし、 アイフォーンや大きなカバンの持込は禁止。 セキュリティという名のものとで、 人の自由はどうなっていくのだろうか。
そういえば最近、自由という文字も、その言葉も、 めっきり聞かなくなってしまったような気がする。
〈ブッダの聖地〉ブッダガヤ・大塔
やっとたどり着いたブッダガヤは、それにしても素晴らしかった。
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僕たちおおよそ100人は、 いつもはチベット人に占領されている 金剛宝座の前に大きなシートを広げ、 長老を先頭にして座り、 みんなで一緒にお経をあげた。
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📷 もし極楽というものが存在するとしたら、 こういう光景なんだろうと思わせてくれる経験だった。
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その後、スマナサーラ長老は金剛宝座の横で、 一人ひとりの腕に聖糸を巻いてくれた。 📷
そして長老は、ブッダが正覚した後に一週間ずつ禅定状態にいた7カ所を、1カ所1カ所まわり、僕たちに説明してくれた。 📷
日本のことが少し気になっていた僕の心をよそに、 みんなの表情は徐々に晴れやかになっていった。
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