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 名古屋初期仏教デー 花まつり   2024年5月19日


 名古屋初期仏教デー 花まつり   2024年5月19日

    

我が家の愛車赤いミニバンの中に、パズルの様にはめ込まれた荷物たち。花御堂・お花・お菓子・その他諸々。忘れ物はないか夫婦でチェックします。私達は東海ダンマサークルの備品担当です。いざ、花まつりの会場へ。今年はIМY会議室大ホールです。

 東海ダンマサークルには拠点がありません。皆で集う場所が精舎になります。以前には法要をしていただいていましたが、ここ数年は瞑想指導を優先として、花まつり仕様で初期仏教デーを開催しています。

運び入れた荷物で会場を作ります。サークルメンバーにお布施してもらった花御堂と誕生仏をお花で飾ります。皆集中して作業に取り組みます。

向こうのテーブルでは、参加者にお渡しする、心ばかりのお菓子とサークルメンバーがデザインしたクリアファイルをパッケージしています。花祭りは会員の皆さんが心を一つにする、これぞ善行為の時です。

お釈迦様がこの世に誕生された唯一無二の記念の日をたたえます。そしてスマナサーラ長老をお迎えして読経と御法話が始まります。目の前の生の長老の御法話の迫力に思わず背筋が伸びます。

「生きているとはどういうことかと自己観察してください。納得できない人生を他人のせいにしないで、心を自由にして客観的に観てください。お釈迦様はヴィパッサナー冥想(観察瞑想)で答えを見つける様にと、人々に教えました。真理が現われた、今日は記念の日です。」

 その後、質疑応答も終わり、初心者瞑想指導が始まります。スマナサーラ長老から直接指導を受けられる貴重なチャンスです。受けた方は宝物を手に入れたと同様です。この日から人生が変わっていくと、私は思っています。混乱していた人生が穏やかになつていくことを実感して17年が過ぎました。本物のお釈迦様の教えに、一人でも多くの方々に出会っていただきたいと願っています。ご指導も終わり、長老から祝福のお経を頂き、東海ダンマサークル花祭り仕様の名古屋初期仏教デーは無事終了しました。これから、最後の仕上げに入ります。花御堂のお花を小さなブーケにして、帰られる方々に持ち帰ってもらいます。テキパキと皆で力を合わせて、片付けが進みます。また皆の心が一つになります。

 愛車にまたパズルをはめ込んでいきます。「あれ?減っているはずなのに何か荷物が増えてる気がする」と夫婦で笑いながら家路につきました。充実感と達成感で心が満たされて行きます。とても幸せな気持ちです。  今回の行事に携わった全ての方々に感謝とお礼を申し上げます。

   皆様が積まれた功徳が先祖に届きますように。

 生きとし生けるものが幸せでありますように  

               東海ダンマサークル 佐治満子 

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