冥想日記 『死体』…私もそうなる…



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協会の記事ではありません。 吉水 秀樹 安養寺住職 のfbより紹介です。

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12月24日 冥想日記 『死体』…私もそうなる…

 昨日は実に二軒の葬儀がありました。朝9時~と午後1時~。今月に入ってから4件の葬儀がありました。夕方、寺に戻ったときには日が沈んでいました。さすがに一日二件は疲れます。湯船につかってホッとしました。  ところで、私はお坊さんという仕事で凄く得していることがあります。それは四六時中「死」が側にあること、昨日のように死体を一日に何度も見ることです。私の見る死体の多くは、高齢の方のもので、正直なところ、死体はどれも生気がなくて、白くてまったく美しいものではありません。見たいものではありません。

 私は死体を見るときに必ず死の瞑想をします。その中味は簡単に言うと「私もそうなる」と念じることです。生きていることが、たまたま、偶然の縁起であって、いつ死ぬのかもわからないと実感します。一瞬で短い禅定に入ってしまうこともあります。   それは「私もそうなる」と強い実感ですべてが静止する瞬間のことです。死体を見るというのは、それほど強いインパクトを持っています。

 私のページをよく見ている方は、こんど機会があれば死んだ方の肉体を見せてもらわれたらいいと思います。そして、そのばで「いいお顔…」とか、お世辞を言うこころのお喋りをやめて、「私もそうなる」と真剣に念じて見てください。死体の目の前でする瞑想はとんでもないインパクトがあります。  その場で「私もそうなる」が、事実だと達観できたら、それはすでに覚りの一部分です。

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