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協会の記事ではありません。
サークル仲間の所感です。
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先日スマティ君が精舎の法要に来ていたが、見違えるようにしっかりしていた。
これからいろいろ学んでいくのだろうが、生きていく基礎が整ってきたように感じた。沙弥として数年、長老から仏教教育を受けた賜物であると思う。
そのような機会があったことは、思えば羨ましいことである。
どのように生きていけばよいか、教えてくれるところはそうはない。
車の運転でも、事故なくしっかりと運転するためには、様々なケーススタディを積み重ねていく必要がある。
生きていくことは、車の運転どころでないだろう。複雑怪奇な獣道を手探りで歩いていくようなもので、はるかに沢山のケーススタディが必要であるにもかかわらず、それを教えてくれるところ、体験させてくれるところは少ないと思う。
昔は地域の人や青年団や村の長老のような人がその役割の一端を担ったり、今はスポーツ少年団やいろんなクラブ、団体のボランティアの見識ある大人、学校の良き先生との出会いなどで薫陶を受けられれば、それは大変ラッキーということになる。しかしそこに利害や感情が入るとうまくいかない。
悩める若者は何かの依存症になったり、宗教の勧誘にハマったりする。
仏教の智慧が青少年の教育に生かされればありがたいことだが。
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