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2019.02.12
社長ブログ(ほぼ毎週金曜日更新)
スジャータ村、再び――ブッダの聖地2562(その2)
巡礼の長い道のり
2月10日。今は、古代インドのマガダ国の首都・ 王舎城の城内をバスで走っている。 美しくも広大なところだ。 📷 それにしても一昨日8日の、 バラナシからブッダガヤへの道のりは長くて遠かった。
いちおう高速道路と言っているが、それは名ばかりで、 出口の見えない渋滞にはまってしまった。
高速を逆走する車もいたが、 インドでは当たり前のようで、 みんな驚いていた。
そして、バラナシを出てから12時間かかり、 夜になってやっとブッダガヤの街にたどり着いた。
スジャータ村と物乞い
ブッダガヤの街についた翌日の9日の朝は、 この季節のインドには珍しく、土砂降りの雨だった。
ブッダの聖地・大塔に向かう前に、 近くにあるスジャータ村に寄った。
僕たちはスジャータが住んでいた場所にある 大きなストゥーパの前で、長老の解説を聞いた。
📷 そして、みんなでストゥーパを回り、お経をあげた。
📷📷 朝まで降り続いた激しい雨のせいで、 スジャータ村の地面は泥状態だった。 そのあぜ道を歩いて行けば スジャータ・テンプルのほこらがあるので、 そこまで行こうかどうしようか、という話になった。 何回かここに来ている僕にとっては、 そのほこらまで行くのには気が引けたが、みんな行くと言う。 このときも僕は、みんなのエネルギーに感心させられた。
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そして、スジャータ村には、 物乞いの子供たちがたくさんいる。
“How to deal with MONOGOI.”は, 聖地巡礼には必須の心得である。 ガイドさんは「何もやらないでください」と言うが、 そう心に決めてしまうと頑なになってしまって、 心が引きこもり状態になってしまいそうだ。 かといって、オープンにしすぎると、 いくらお金があっても足りなくなってしまうだろう。
「相手の話に耳をかさない、相手の目を見ない」。 これが物乞いや売り子たちへの対応の基本編なのだが、 参加者の何人かがやっていたやり取りがある。 それは、売り子に自分が持っているものを売りつけようとすることだ。 すると、売り子達は黙り込んでしまっていた。 これはもしかすると、上級編かもしれない。 📷
そうして到着した懐かしいスジャータ・テンプルは、僕たちを温かく迎えてくれた。
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スジャータ・テンプルへの参拝を終え、 僕たちはこれからついに、 ブッダの聖地・ブッダガヤの大塔(マハーボーディ寺院)に向かう。
〈お土産企画〉ブッダガヤで手に入れた誕生仏
ところで話はそれるが、 ブッダガヤの街では、 仏像などを置いている店に立ち寄った。 僕は誕生仏が好きなので、 前もタイから誕生仏仕入れたことがあった。
木製のものと真鍮製のものがあったのだが、 スマナサーラ長老が 「甘茶をかけるときはこちらのほうがいいでしょう」 と言い、真鍮製を指さした。
真鍮製にも2種類の誕生仏があり、 その表情も微妙に違うので、 これも長老に選んでもらった。 それがこれだ。
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