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協会の記事ではありません。 吉水 秀樹 安養寺住職 のfbより紹介です。
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7月9日 冥想日記 『幸せになれる結婚相手を見つけるには?』
入院時に、一人の看護実習生が私の担当になりました。20歳の娘です。それから自然に彼女と話しする時間ができました。ふとしたことで、彼女は自分の家庭内の問題について語りました。悩みの告白ではありませんが、彼女の家庭ではよくある人間社会の愛情問題が起きているようでした。 話の流れで、彼女は私に幸せな結婚について尋ねてきました。自慢ではありませんが、私たち夫婦が仲良さそうに見えたのでしょう。
質問を単純化すると、「幸せになれる結婚相手を見つけるにはどうしたらいいですか?」になります。
私には、自分の経験からこの手の問題の因果法則が大筋見えます。
最初に私は、「その質問は質問自体が間違ってるよ!」と答えました。 「まず、どうしたら私は幸せな人になれるのか? と問いかける方がいいと思うよ…」
自分を幸せにしてくれる人を探すのは無理があるけど、自分が幸せになる道は確実にあります。
それから、「慈しみ」の話をしました。
【概略】 「すべての生きとし生けるものが幸せでありますように」このように、日頃から念じてそのように行動するように。 眼差しや言葉に気をつけて、そのようにして自分のこころに「慈しみ」があるときに、自分が幸せだと気づく感性を育てる。これは簡単なことではないかも知れませんが、大切なことです。
そうして、まず自分が幸せな人になれるような心がけができたら、後は放っておいたらいいと思う。結婚してもいいし、結婚しなくてもいい…
その彼女は今日が最終日でお別れです。
三宝の加護がありますように 生あるものに幸あらんことを
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