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協会の記事ではありません。
サークル仲間の所感です。
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「歳を取るほどに安楽になる」
若くて元気なのは良いことです。歳を取るのはよくないと考えていたことがありましたが、今では私は85歳になりました。
しかし、少しも惨めなことはありません。蝋燭の炎がいつ消えるかという楽しみもありますが、老木のようにどっしりと根を下ろし、風に揺らぐことのない感覚を強く持っています。このゆったりとした気持ちは心地よいものです。
これが言えるようになったのは、善友がそばにいてくれたおかげです。
善友と出会い、賢く生きる方向に目覚めました。死ぬことや生きることについての心配事から解放されました。
歳を取ることは、食事を摂るように自ら取る必要があるものではありません。歳は勝手に取ってくれるもので、そのありがたみを感じます。
身体は私のものではありません。誰のものでもありません。素粒子の絡み合いだといいますが、笑えます。
このように日々が変化に富んでいることに興味が尽きません。ワクワクして、本当に自由なのです。
歳を取るほどに安楽になることを実感します。これは本当に素晴らしいことです。人間として生まれた価値を感じます。
そして、歳を取るほどに安楽になる道が、世界の目指すべき方向であり、戦争のない平和な暮らしを実現することができると信じています。
世界の友よ。安楽な世界に向けて心を起こしましょう。
これが私の現在の心境です。
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