2019年2月14日3 分

スジャータ村、再び――ブッダの聖地2562(その2)

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2019.02.12

社長ブログ(ほぼ毎週金曜日更新)

スジャータ村、再び――ブッダの聖地2562(その2)

巡礼の長い道のり

2月10日。今は、古代インドのマガダ国の首都・
 
王舎城の城内をバスで走っている。
 
美しくも広大なところだ。
 

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それにしても一昨日8日の、
 
バラナシからブッダガヤへの道のりは長くて遠かった。

いちおう高速道路と言っているが、それは名ばかりで、
 
出口の見えない渋滞にはまってしまった。

高速を逆走する車もいたが、
 
インドでは当たり前のようで、
 
みんな驚いていた。

そして、バラナシを出てから12時間かかり、
 
夜になってやっとブッダガヤの街にたどり着いた。

スジャータ村と物乞い

ブッダガヤの街についた翌日の9日の朝は、
 
この季節のインドには珍しく、土砂降りの雨だった。

ブッダの聖地・大塔に向かう前に、
 
近くにあるスジャータ村に寄った。

僕たちはスジャータが住んでいた場所にある
 
大きなストゥーパの前で、長老の解説を聞いた。

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そして、みんなでストゥーパを回り、お経をあげた。

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朝まで降り続いた激しい雨のせいで、
 
スジャータ村の地面は泥状態だった。
 
そのあぜ道を歩いて行けば
 
スジャータ・テンプルのほこらがあるので、
 
そこまで行こうかどうしようか、という話になった。
 
何回かここに来ている僕にとっては、
 
そのほこらまで行くのには気が引けたが、みんな行くと言う。
 
このときも僕は、みんなのエネルギーに感心させられた。

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そして、スジャータ村には、
 
物乞いの子供たちがたくさんいる。

“How to deal with MONOGOI.”は,
 
聖地巡礼には必須の心得である。
 
ガイドさんは「何もやらないでください」と言うが、
 
そう心に決めてしまうと頑なになってしまって、
 
心が引きこもり状態になってしまいそうだ。
 
かといって、オープンにしすぎると、
 
いくらお金があっても足りなくなってしまうだろう。

「相手の話に耳をかさない、相手の目を見ない」。
 
これが物乞いや売り子たちへの対応の基本編なのだが、
 
参加者の何人かがやっていたやり取りがある。
 
それは、売り子に自分が持っているものを売りつけようとすることだ。
 
すると、売り子達は黙り込んでしまっていた。
 
これはもしかすると、上級編かもしれない。
 

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そうして到着した懐かしいスジャータ・テンプルは、僕たちを温かく迎えてくれた。

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スジャータ・テンプルへの参拝を終え、
 
僕たちはこれからついに、
 
ブッダの聖地・ブッダガヤの大塔(マハーボーディ寺院)に向かう。

〈お土産企画〉ブッダガヤで手に入れた誕生仏

ところで話はそれるが、
 
ブッダガヤの街では、
 
仏像などを置いている店に立ち寄った。
 
僕は誕生仏が好きなので、
 
前もタイから誕生仏仕入れたことがあった。

木製のものと真鍮製のものがあったのだが、
 
スマナサーラ長老が
 
「甘茶をかけるときはこちらのほうがいいでしょう」
 
と言い、真鍮製を指さした。

真鍮製にも2種類の誕生仏があり、
 
その表情も微妙に違うので、
 
これも長老に選んでもらった。
 
それがこれだ。

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