2022年6月20日3 分

〜仏教は面白い〜〜殻が弾ける感じ〜

<協会の記事ではありません サークル仲間の感想です。>

吉田 牧生
 

〜仏教は面白い〜
 
最近は左膝が具合悪くストレッチはやれるが歩きにくい。しかし歳をとるほどに勉強意欲は旺盛なり。
 
仏教の勉強の方はzoomでやれるので大助かりです。土曜日の13:30分からへたり込んでiPadで勉強会です。
 
先日堺供給所で会員の集まりに参加した時、仏教をやっている牧生さんで大笑いでした。
 
仏教やってて、お釈迦さまに、スマナサーラ長老に出会えてホンマ幸せですね。
 
何しろテレビを見る元気はなくなっても、パーリ語教典を勉強する意欲は衰えるよりは強くなるのが不思議だなと。
 
立つ姿勢がいいのです。おそらくジジィでは一番いい。それと今まさに自分の中の智慧の鉱脈を掘れることです。
 
大方の人は自分は死んだら終わりやと思っている。自分もそうでしたが。
 
身体という物質は死ぬと変化(腐る)します。しかし仏教の教えでは魂はないですが、心のエネルギーはnextがあるのです。知らないことばっかりです。わかっているのは15%位とか。後はダークマター・ダークエネルギー
 
ですかね。
 
今日はラッキーカードを配ります。仏教のこと知ってやろう、お釈迦さまのことをチョとでもいいなぁと思えて死ぬと次の世界はいい方向になりますよ。これ欲しい方はどうぞ。
 
今日はだいぶテンション高めです。
 
以下、仏教メンバーに流したレポートも流します。暇な人は読んでください。


 
〜殻が弾ける感じ〜
 
今回のパーリ語教典の資料は「十増経(Dasuttara-sutta)」です。
 
案内にはなんだか死ぬほどむつかしそうとありました。よし挑戦してやろう。事前に2回も?素読。
 
3時間ほど死ぬ一歩手前くらいに面白く勉強やれました。(笑)^_^
 
一番の利益は、錦の御旗ともいうべき「不放逸」がとても身近な存在になりました。
 
事前に資料を1人で読んでる時はもうほとんど何にも解りません。しかし解説を聞いているとだんだん窓が開けてきます。
 
勉強中に「身至念・しんしいねん」というのがあった。この解説の時「粉々(骨)の思惟」というのがあった。
 
私は長老の説法を思い出して「誰かが比丘に今娘さんが通りませんでしたか?と問うと、骨なら通りましたよと比丘が答える」ですかね。なんていうとこれを拾っていろいろ話をしてもらえる。
 
「三十二身分」では勝利経を思い浮かべる。でした。
 
「邪思惟・じゃしうい」にきた時、その解説資料に、[無常のものに対して、「常である」などとする仕方で起こる邪道の思惟]とありました。
 
この時、私の〜殻が弾けました〜
 
そうなんか。ウンウン。「正思惟」は「邪思惟と反対の思惟」なのです。
 
なるほど。納得
 
何ていうかこの、頭の中の知識が、自分の身に入る感じなんです。
 
何とも心地がよいのです。勉強会の醍醐味って感じですね。今までほとんど勉強しておりませんので悪しからず。
 
「不法逸=気づき」というのもだいぶ変わりました。
 
気づきというのは、今を意識して生きるというのは当然のことです。その奥に自分のベースに「正思惟」でやるんやとしておくと、確信しているのがいいのです。
 
最勝の思考を基に据えていると
 
[勝分の一の法・「優れた境地に至る殊勝に資する」
 
これが働いてくれて、いつの間にか智慧のエネルギーがでてくる。
 
なんていうか、体内で静かに智慧の鉱脈を掘り進む作用が働くのだと感じました。
 
まことに有難い藤本講師のパーリ語教典講座です。
 
ありがとうございます


 

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